予防歯科

健康の歯のためにかかせない
予防とメンテナンスについてご紹介します

  • クリーニングで
    徹底予防
  • 歯質を強化して
    虫歯を防ぐ
  • 歯の溝を埋めて
    奥歯を守る
  • ストレスから
    歯を守る

こんな症状にお悩みではありませんか?

  • 冷たいもの、熱いものがしみる
  • 硬いものが噛めない、噛むと痛い
  • 口臭が気になる
  • 歯茎が赤く腫れる、膿が出る
  • 歯茎から血が出る
  • 歯が長くなってきた
  • 歯がグラグラする
歯

虫歯だと思ったら歯周病だったというケースも

来院される方のほとんどが、歯の痛みや治療歯の欠損による修理などをご希望されています。しかしながら、虫歯だと思っていたら歯周病が原因で歯が痛んでいたり、虫歯と歯周病などを併発しているもケースも少なくありません。

歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどなく、痛みや腫れ、歯がグラグラするといった自覚症状が出る段階になると、中程度~重度の歯周炎になっている可能性があります。残念ながら、一度歯周病になると完治することはありません。
しかし治療と定期的なケアにより、進行をコントロールすることが可能です。

歯周病の直接の原因は、プラークという歯の周囲に付着した汚れです。毎日きちんと歯磨きをしても完璧に落とすことは難しいもの。定期的に専門機器で磨き残しを掃除して、口腔内を清潔に保ちます。お口の中を細菌が繁殖しにくい環境に保つことで、歯周病の進行からお口の中を守ることができます。

当院では、歯周病検査、生活食習慣アドバイス、歯磨きアドバイスなど予防歯科にも積極的に取り組んでいます。PMTC、フッ素塗布、シーラント処置などで歯周病の予防、改善を目指します。虫歯治療後の患者様には、3ヵ月~半年に一度、定期健診のお葉書にて予防歯科のご案内をお送りしています。

専門家の定期的なクリーニングで徹底予防

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング ) 毎日きちんと歯磨きをしていても、自宅ではなかなか落としきれずに蓄積する汚れや、プラーク(歯垢・細菌の塊)の元になるバイオフィルム。これらを専門機器を使ってクリーニングします。
虫歯予防や治療後の定期健診を兼ねて3ヵ月に1回程度の来院いただき実施します。

治療の流れ
  1. STEP担当歯科衛生士から「お口の中のお悩みはないか?」お話を伺います。
  2. STEP現在の歯の状態を丁寧にチェックしていきます。
  3. STEP歯垢染色剤を使って、歯の磨き残しを確認
    ※歯の状態によって歯垢取りを先に行うこともあります。
  4. STEP歯質を強化するフッ素入りの研磨剤を歯と歯の間、歯と歯茎のすき間に沿って塗布し、ゴム製のチップや回転式のブラシを使い歯の表面についている汚れを丁寧に落としていきます。
    ※痛みのない処置です。歯周病などの状況により必要な場合は表面麻酔を塗って行うこともできます。
  5. STEP最後にフッ素ジェルを歯の表面に塗布します。浸透するまで数分お待ちください。
    ※PMTCで歯をキレイにしたあとはフッ素の浸透も高くなります。施術後1時間程度は飲食は歯磨き、うがいを控えていただくことで、虫歯予防の効果がより期待できます。
口腔内カメラ

歯質を強化して虫歯を防ぐ

フッ素塗布
最後にフッ素ジェルを歯の表面に塗布します。浸透するまで数分お待ちください。
治療の流れ
  1. STEP歯の汚れを専用ブラシを使って表面がつるつるになるまで落とします
  2. STEP1本1本丁寧にフッ素(フッ化物)を塗布します(3~5分ほどかかります)

歯の溝を埋めて奥歯を守る

シーラント
奥歯など毎日の歯ブラシでも汚れが残りやすい部分には、歯の溝に特殊なプラスティックを入れて溝を埋める(シール)する処置を行います。これは虫歯になっていない歯に対して行う処置で、歯を削る必要がありません。
材料に含まれるフッ素が少しづつ歯に取り込まれることで、歯のエナメル質を強化し、強い抗菌力で虫歯菌を抑制するメリットもあります。主に6歳前後のお子さんの乳歯(奥歯)や永久歯(臼歯)に実施します。
治療の流れ
  1. STEP機械のブラシを使って歯の溝をクリーニング
  2. STEP超音波を使いさらに溝の汚れを取り除きます
  3. STEP溝の中にシーラントを流し込みます
  4. STEP光を当てて硬化させれば完了です
根本的治療

ストレスから歯を守る

ご家族から「歯ぎしりがうるさくて寝れない」と言われたことはありませんか。 お口の中には、いろいろな体調の変化を示すサインが現れます。歯の痛みの原因には、寝ている間の歯ぎしりや歯の食いしばりが影響していることもあります。

問診の段階で、歯ぎしりや歯の食いしばりについて自覚がある方はもちろんのこと、口腔内を拝見し奥歯が過剰に磨り減っているなど、その傾向が見られた場合。
治療とともに就寝時の歯の磨耗、あごへの負担を軽減するため、就寝時にナイトガードを装着していただく方法もあります。歯ぎしりは、一緒に過ごす家族の睡眠を妨げるだけでなく、ご本人の歯にも大きな負担を与えています。

余談ですが、歯ぎしりや歯の食いしばりの原因は、なんらかのストレスが影響していたり、虫歯や抜歯などの影響で歯の噛み合わせにズレが生じているケース、または別の疾患が関係している場合があります。

最近では、逆流する胃酸を中和するために唾液が分泌され、その影響で歯ぎしりをするという説も。根本的な解決には、歯科だけでなく他の医療機関と連携した治療が必要になります。
当院では、地域の医療機関と連携した治療を進める体制が整っております。もし歯ぎしりの自覚症状、またはご家族の歯ぎしりにお気づきになったら、是非一度ご相談ください。

よくある質問

電動歯ブラシは良いのでしょうか?
一概にはいえませんが、電動歯ブラシだけでお口の中を隅々まで磨くのは難しいですし、長期に使用することにより歯が余分に磨り減ってしまう可能性があります。むしろ普通の歯ブラシで歯を磨き、電動歯ブラシは歯肉のマッサージ用くらいにお考え頂いた方がいいでしょう。
歯周病は治るのでしょうか?
現在では歯周病は、予防でき治療も可能です。 大切なのは予防、診断、治療、そしてメンテナンスです。この15年の間に、歯周治療は急速な進歩を遂げました。
歯周病は何歳くらいから気をつければよいのでしょうか?
歯周病の原因は歯の磨き残しから歯に付着するプラーク(プラークバイオフィルム)と呼ばれるものです。よって日々その原因が蓄積されますから、歯が生えた時点から注意する必要があります。一般的な歯周病は40歳前後に発症する場合が多いです。
定期健診は何を行うのですか?
①治療した歯の様子を見る②適切なブラッシング方法で歯磨きができているか見る③歯肉に状態を見る④かみ合わせに問題がないか見る⑤虫歯になっていないか見る、などを中心に担当医、担当衛生士によって検診を行います。としてスケーリングという歯石とりや歯磨き指導、小さいお子様ではフッ素塗布を行います。
PTMCとは何ですか?そのメリットは?
PMTCとは日々の歯磨きで取りきれない汚れや着色を歯科医師、クリーニング専用の機器を使用して取り除く歯のクリーニングのことです。フッ素入りの研磨剤や、特殊なチップによる研磨、研磨パウダーを吹き付ける方法等により、歯の表面に付いている歯垢(細菌の塊)や着色物(茶渋、タバコのヤニなど)を取り除き、歯をきれいに磨き上げます。さらにフッ素コーティングで歯を強化するため、虫歯や歯周病の予防効果が格段に高まります。
よねだ歯科医院

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